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西鉄都府楼前駅の副駅名が「令和の里」に

太宰府市内にある西鉄（西日本鉄道）の天神大牟田線の都府楼前駅が、即位礼正殿の儀が行なわれる10月22日から副駅名を「令和の里」とし、｢令和の里 都府楼前駅」という新駅名に変わりました。これには同駅が、新元号「令和」の由来の地ともなった坂本八幡宮の最寄り駅であることをアピールする狙いがあると思われます。坂本八幡宮には、「令和」ゆかりの「梅花の宴」のジオラマが展示されている大宰府展示館、その宴の主宰者であった大伴旅人も大宰権帥として務めたかつての役所の跡である大宰府政庁跡と、万葉時代の大宰府を偲ぶことができる施設も隣接しています。

これを記念し、10月22日午前10時～午後6時時には、天神大牟田線の各駅窓口（無人駅除く）で、天神大牟田線の各駅から都府楼前駅（降車のみ）の区間で利用できる片道無料乗車券を計1万枚が配布されるそうです。同券は10月23日～12月22日に利用できるとのこと。

なお、都府楼前駅から坂本八幡宮までは徒歩でも約15分ですが、駅上り側改札（天神方面乗り場）出口前のロータリーから出ているコミュニティバス「まほろば号」で約５分の大宰府政庁跡のバス亭からは、徒歩約５分です。下の「ホームページURL」欄内のURLは、同駅発の「まほろば号」の時刻表へのリンクです。大宰府政庁跡方面に向かうのは「北谷回り」と「内山［竈門神社］行」だけとなりますのでご注意ください。