史跡・文化財、古都大宰府らしい伝説を巡るコース
所用時間:2~3時間
古代の大宰府がいかに大切な場所だったかを今に伝える国の特別史跡・水城。
周辺には数多の文化財、浄瑠璃や歌舞伎にもなった伝説の地など古都らしいスポットを楽しめます。
❶刈萱の関跡
太宰府市の「関屋」交差点近くにあったとされ、太宰府天満宮参詣道と日田街道が合流する地点で古くから賑わっていました。浄瑠璃などの題材となった悲話の舞台でもあります。
❷国分天満宮
菅原道真を祭り、今から170年ぐらい前に建立されました。境内には、妻を失った嘆きを歌う山上憶良の歌碑があります。
❸太宰府市文化
ふれあい館
歴史の散歩道の中核施設。さまざまな歴史文化にふれる体験や企画展が開催されています。駐車場もあります。
❹筑前国分寺跡
奈良時代、聖武天皇により全国に造られた国分寺の一つ。金堂、講堂、七重塔、南大門などを回廊で結ぶ造り。塔跡だけでも一辺17.4mあり、全体の壮麗さがしのばれます。
❺筑前国分尼寺跡
筑前国分尼寺跡礎石
国分寺とともに建立された尼寺が国分尼寺。筑前国分尼寺は、筑前国分寺の西側にあったとされます。
❻衣掛天満宮
都から左遷され長旅を続けてきた菅原道真公はようやく水城に到着し、ここで旅の衣を脱ぎ新しい衣に着替えたと言い伝えられています。
❼水城 東門礎石
水城は、通用門は東と西に二つしかない厳重な造りでした。東門と考えられる場所に門の礎石が今も残っています。
❽宝満隠しの稲子地蔵
通称「宝満隠し」という丘の傍らにある地蔵。主人の身代わりで亡くなった侍女を祀ったという説や稲子という女性が宝満山の山伏に恋をしたという説など諸説あります。