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特別展「三国志」
『日本初公開』
曹操墓や、呉の皇族墓と考えられる上坊じょうぼう一号墓の出土品など、展示の約8割が日本初公開。まだ見ぬ三国志の「リアル」な世界にご案内します。
『実寸再現』
曹操墓の規模は三国志の時代で最大級。内部は現地でも非公開ですが、本展では実寸で再現。稀代きだいの英雄が眠る地下空間へ潜入してみましょう。
『豪華共演』
横山光輝よこやまみつてるの漫画「三国志」の原画や、NHK「人形劇三国志」で使われた川本喜八郎かわもときはちろうの人形、さらにはコーエーテクモゲームスの人気ゲームシリーズのキャラクターも本展を彩ります。
『開催趣旨』
今から1800年以上前、漢かん王朝は徐々に力を失い、社会秩序は混乱をきたすようになりました。そうしたなか、太平道たいへいどうや五斗米道ごとべいどうなどの教団が民衆の心をとらえて立ち上がり、黄巾こうきんの乱(184年)が勃発するなど世情は大いに乱れました。
動乱の収拾をはかる漢王朝は、有力諸将の力を頼みとしました。しかし、これがかえって彼らの台頭をゆるし、華北では曹操そうそうが、長江上流域では劉備りゅうびが、南の長江中・下流域では孫権そんけんが政権を握り、魏ぎ・蜀しょく・呉ごの天下三分の形勢が定まりました。こうして三国時代(220〜280年)が幕を開けたのです。
魏・蜀・呉の歴史は、正史『三国志さんごくし』や小説『三国志演義えんぎ』に著され、長く人々に親しまれてきました。21世紀に入ると、曹操墓の発掘など重要な考古学成果が相次いだことで、三国志研究は新たな局面を迎えることになりました。実物資料をもとに、三国志の世界を再構築する時代が到来したのです。
本展では、日本でも人気の高い三国志について、選りすぐりの文物と最新の研究成果をまじえてその実像に迫り、これまでの三国志を超えた考古学ならではの、新たな三国志像の構築を目指します。
開催日程 |
2019/10/01~2020/01/05 |
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開催時間 | 休館日:月曜日 ただし、10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開館、 10月15日(火)11月5日(火)12月23日(月)~31日(火) 〈開館時間〉 日曜日・火曜〜木曜日 9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで) 金曜日・土曜日【夜間開館】 9時30分〜20時00分(入館は19時30分まで) |
会場 | 九州国立博物館 |
料金 | 一 般 1,600円(1,400円)高大生 1,000円(800円)小中生 600円(400円) 【夜間割引料金】一 般 1,400円 高大生 800円 小中生 400円 ※夜間開館当日17時以降に当館券売所で販売。夜間割引料金で購入されたチケットで17時以前に入場することはできません。 |
主催 | 九州国立博物館・福岡県、中国文物交流中心、NHK福岡放送局、NHKプラネット九州、西日本新聞社、朝日新聞社 |
お問い合わせ | NTTハローダイヤル 050-5542-8600(8時00分〜22時00分/年中無休) |
ホームページURL | https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s56.html |